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SAFE Mobile Hard Drive USB2.0
・使える! ITマル得辞典
ナノテク
今月の新人(アラト)君
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データの持ち運びに便利なUSBメモリ。そのUSBメモリと並んでデータ持ち運び用途に多く使われるようになってきているのがポータブルハードディスクだ。ポータブルハードディスクとは、持ち運びのできる小さな外付けハードディスクのこと。USBメモリで扱える容量は数GBとなっているが、ポータブルハードディスクでは扱える容量は数十GBと非常に大きなのが特徴。
本体サイズも小さなモノでは名刺サイズ、大きなモノでは手のひらサイズの製品まであり種類も豊富。中でも人気が高いのが容量が大きく、かつ価格も1万円台から入手可能な手のひらサイズの製品だ。もちろんUSBメモリと同じようにパソコンにつなぐだけで使うことができる。
フリーのメールソフトやブラウザソフト等をインストールすることで、前回紹介した「
SASTIK-II 0MB standard
」と同じような使い勝手を実現することもできる。
一方、ポータブルハードディスクで問題になるのがセキュリティ機能。USBメモリよりも容量が大きいので、紛失時にデータ流出してしまうような事態になると、被害も洒落にならない。そんなトラブルを防ぐために登場したのが、この指紋認証機能付きのポータブルハードディスク「SAFE Mobile Hard Drive USB2.0」だ。
この製品の特徴は、その名の通り指紋認証用のセンサーが付いていること。このセンサーは人間の指を鍵にする機能。ハードディスク内部のデータにアクセスするためには、指紋登録した人がセンサーにタッチしてからでないと利用できない。指紋登録したヒト以外が勝手にデータにアクセスして持ち出したりすることを防げるというわけ。
使い方は簡単。まず本体をパソコンのUSBポートに接続する。するとパソコンにハードディスクが認識されてマイコンピューターの中に「SAFE DRIVE」と呼ばれるドライブが追加される。中にアクセスすると「LaCie SAFE drive.exe」というファイルがポツンと表示されるので、これをクリックするとセットアップツールが起動する。あとは画面の指示通りにユーザー名を登録し、指紋を登録すればOK。
再度アクセスするときも同様に「LaCie SAFE drive.exe」をクリックして、画面の指示に合わせて指紋センサーに指を載せて認識させればデータにアクセスできる。一度ユーザー名と指紋を登録すれば、違うパソコンでも「SAFE Mobile Hard Drive USB2.0」を使うことができる。
個人情報や売り上げデータを保存するといったセキュリティが要求される用途はもちろんのこと、最大5人分の登録ができるので、仕事で特定の人が共有する情報を入れておくといった用途でも十分活用できる。
■商品名 SAFE Mobile Hard Drive USB2.0
■販売価格 19,980円(税抜19,029円)
■容量 40GB(80GBモデルもあり)
■インタフェース USB2.0
■動作環境 Windows 2000/XP/MacOS 10.2
>> ラシージャパン株式会社
ここ数年、テレビや映画、ニュースの中のキーワードとして「ナノテクノロジー(通称ナノテク)」がよく取り上げられます。体の中に入って病気を治療するロボット(マイクロマシン)や鉄の数十倍の強度を持ちながら、曲げにも強く耐久度の高い夢の新素材カーボンナノチューブなどがナノテクの代表例として取り上げられています。
では、ナノテクとはいったい何なのでしょうか? ナノとは10億分の1を意味する言葉で、1ナノメートルは10憶分の1メートルです。ナノテクとはこのナノメートルの世界で構築される物作りの技術を指します。
物質を構成する基本的な粒子である「原子」はナノメートルの10分の1の大きさです。原子単体では限られた特性しか持ちません。物質に複数の特性を持たせることのできる限界的な大きさがナノスケールです。
なぜナノという大きさが注目されているのかというと、物質はナノサイズの範囲まで限定されると、本来知られていた特性とはまったく違う特性が出てくるのです。この特性を活かして物作りを行うことにより、新しい素材を作ることができるのです。
ただし、一般には企業のマーケティング等の側面からこうした特性を使っていないものでもナノサイズ加工技術を使っていればナノテクと呼ぶことも増えており、ナノテクの定義は以前と比べ曖昧になりつつあります。
ナノテクを使った素材は、あらゆる製品に応用できます。注目されているものとしては、前述のカーボンナノチューブやマイクロマシンのほかに、有機分子などにダイオードやトランジスタとしての機能を持たせる「分子エレクトロニクス」、ナノスケールの光回路を実現するための「フォトニクス」などがあります。
バイオ技術と並んでナノテクは今後の産業を制するキーワードです。日本では、バイオ技術に関しては米国に後れを取っている面がありますが、ナノテクに関しては国を挙げて研究支援が行われており、世界的にも高い競争力を有しています。
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