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ビジネスに勝つ 三種の神器01

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営業部 石見英次さん
100万種類に対応できる印刷の未来形に挑戦
営業部 石見英次さん
平成12年創業のアラジンイデアは、オンデマンドプリンティングに特化した企画・印刷会社。「いま・スグ・安く・高品質・多様で自在」と5つのキーワードを実現、印刷の未来形に挑戦している。創業メンバーの一人、石見英次さんが選んだ、勝つ三種の神器とは。
インタビュー
Interview
神器01 出力機
オンデマンドプリンティング※専業でいくと決断して創業されたそうですが、どうしてですか?
社長の早田は長年、大手の印刷会社で働いてきましたが、当時から印刷業界は価格競争が厳しく、採算性が悪化していました。市場はますます厳しくなるし、これからはスピードがより重要になる。オンデマンドプリンティングの大きな可能性に賭けようと決断したと聞いています。でも、バックも資金も仕事もない状態からのスタートでしたから、当初は大変でしたね。
印刷機のイメージを覆す高性能の出力機。値段も高価だが、スピードは抜群。この出力機では、1分間にA4カラー80枚印刷可能だ。
印刷機のイメージを覆す高性能の出力機。値段も高価だが、スピードは抜群。この出力機では、1分間にA4カラー80枚印刷可能だ。
※オンデマンドプリンティング
デジタルデータからダイレクトに紙に印刷する方式。製版フィルムや刷版を必要としない印刷であるため、オフセット印刷に比べて半分以上の工程と時間をカットできる。表裏印刷も乾燥が必要ないため、次工程の製本や加工にすぐ取り組めるなど、製品化までのスピードやコストなどに多くのメリットがある。高性能の出力機と確かな技術があれば、仕上がりも従来型の印刷物と遜色がない。
経営的に厳しかった?
経営面は社長ががんばってくれましたから(笑)。でも、当時の業界では、オンデマンドプリンティング自体の印象が良くなかった。「早くて、安いけど、仕上がりが美しくない」というイメージでした。出力機の安定性が悪く、求める印刷精度を出すまでには調整を繰り返し、百枚近くもボツを出さないとならなかった。当社がスタートした頃は、国産で良い出力機が発売されたので購入しました。こんなに設備投資していいのと心配になった反面、これでオンデマンドプリンティングの本当の効果を実現できる、お客様にきれいな印刷物をスピーディに届けられると嬉しかったのを覚えています。
従来の印刷方式に比べて、オンデマンドプリンティングはそんなに早いんですか?
印刷の主流はオフセットという方式ですが、これだと印刷用の版をつくる、刷る、インクを乾かすといった時間がどうしても必要。A4サイズの両面印刷ですと納品まで約4〜5日程かかります。ところが小ロットのオンデマンドプリンティングだと翌日納品が可能なんです。ギリギリまで検討したい、なるべく鮮度の高い情報を入れたいというお客様が増えていますし、コストもオフセットより安い。用途に応じて使い分けをする企業が増えていますね。ただ、僕らが、オンデマンドプリンティングに可能性を感じているのは、スピードだけではありません。一枚ずつでも印刷できるという、可変印刷が最大の武器だと思っています。
可変印刷というのは耳慣れない言葉ですが、具体的にはどんなことができるんですか。
わかりやすい例では、DMですね。宛て名やバーコードでしたら100万件以上にも対応できますし、中身の印刷物一枚一枚に受けとる方の名前を刷り込むこともできます。また、20代の女性向け30代男性向け、年配の方向けなど、年齢や性別、趣味に合わせてそれぞれ一部を差し替えた印刷でも1万種類以上ものバリエーションを実現できるんです。データベースと連動させて、ワン・トゥ・ワンのマーケティングができる点が大きな特徴です。当然反応もいい。通常DMのレスポンス率は1〜3%と言われていますが、販売実績で35%という高記録もあったそうです。
必要なときに必要な部数を刷れますからムダも省けますね。
ムダな在庫を抱える必要がなくなる。お客様のメリットも大きいですし、大げさにいえば地球環境にもやさしいんです(笑)。
でも、僕らが思っているのは、オンデマンドプリンティングの利点だけに甘えてはいけないということ。お客様の外部ブレーンとして、情報の効果的な活用法や企業内の効率的なドキュメントマネジメントの仕組みを提案していきたいと考えています。
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神器02 セキュリティ
DMを扱うだけにセキュリティ意識は非常に高い。刷り見本や試し刷り、余ったものなど、すべて大型シュレッダーで確実に処理する。
DMを扱うだけにセキュリティ意識は非常に高い。刷り見本や試し刷り、余ったものなど、すべて大型シュレッダーで確実に処理する。
性能のほかにこだわっているのはどんな点ですか?
セキュリティですね。昨年、個人情報保護法が施行されてから、プライバシーマークを取得していない会社に仕事は出しませんというお客様も増えていますが、当社は全く心配ない。平成12年の創業当時から、セキュリティ厳守を経営方針にしているんです。
プライバシーマークの取得以外の取り組みもしているんですか?
情報の漏洩を避けるために、製本から加工、デリバリーまで社内ですべて完結させるシステムを採っています。印刷室はもちろんオフィスのドアもセキュリティロックを採用している。本音を言うと、急ぐときには、ちょっと不便です(笑)
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神器03 情熱
100万種類もの可変印刷ができるとなると、検査が大変じゃないですか?
人間技ではとてもできませんから、管理番号等でキチンと管理できる独自のシステムを開発しています。スピードと高品質を両立させるためにはシステムの力も重要ですが、当社にはここに情熱を燃やしているスタッフがいるんです。当社は創業以来、初めてやる、チャレンジングな仕事が多いですが、みんな「できません」とは決して言わない。単に意地っ張りかもしれませんが、なぜか熱いメンバーが多いですね。
名前が入っただけで、印刷物は自分専用に。夢は非現実を現実にすること。心に届く・喜ばれる新しい印刷メディアづくりに情熱を燃やす。
名前が入っただけで、印刷物は自分専用に。夢は非現実を現実にすること。心に届く・喜ばれる新しい印刷メディアづくりに情熱を燃やす。
みなさん若いですよね。平均年齢は30代ですか?
今年6年目ですから30代になりましたが、創業当時は20代でした。時代にあった新しい印刷・メディアに挑戦するんだという、社長の夢に共感して集まったメンバーですから、気持ちはいまでも当時のままです。「アラジンイデア」という社名も、願いを何でも叶えるアラジンの魔法のランプからとったもの。これからも従来の印刷ではできない、新しいものにどんどん挑戦していきます。
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掲載企業概要 Company Profile
株式会社アラジンイデア
代表者/代表取締役 早田昌弘
設立/平成12年10月
資本金/4900万円
事業内容/カタログ・パンフレット、DM、POP、IR支援、eコマース支援、SP支援などの
●企画・デザイン・DTP
●可変データ処理
●オンデマンドプリンティング
●製本・加工・デリバリー
http://www.aladdin-idea.co.jp/
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