高橋社長は社員9名で小物やカバンなどの卸売りを行う「四星カバン」という小さな会社を経営中。これらのアパレル業界は「デザイン」という流行性の高い商品を扱いながらも、流行のはやり廃りの早さと一つの商品に対して色や柄、サイズといった情報が多いため、商品管理等は見かけより古くさい業界だったりします。もちろん、四星カバンも長い間、コンピューターの導入は行わず、昔ながらの手書き伝票管理による取引を行っていました。
こんな手作業を中心に続けてきたアパレル流通にも、最近になって変化が見えてきました。理由は中国との競争。流行の移り変わりの激しいアパレル業界では、商品の企画から生産、販売までの時間が短ければ短いほど、在庫リスクを避けられます。中国からの安価な商品が多く出回るようになった現在では、在庫リスクを抱えていると中国に勝てず、流通の効率化は業界の急務になったのです。 |