
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、7月16日〜7月24日に開催された「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2005」(*1)へギガストリーム1ギガイーサネット・ネットワークを提供しました。
札幌と川口間をギガストリーム1ギガイーサネット・ネットワークで構築し、オープニングセレモニー招待作品である本広克行監督最新作「サマータイムマシン・ブルース」の全編ストリーム配信実験を実施し成功しました。
1.実験の目的
世界的にデジタルシネマの普及が進むと同時に、ネットワークを使った配信実験への取り組みも検討されています。
大型スクリーンでの視聴に十分耐えうる高ビットレートのHD(*2)伝送にイーサネット・ネットワークを用いた実用化レベルの実験は、デジタルシネマの発展と振興に、また今後のブロードバンドネットワーク時代における次世代映像伝送サービスの開発へ大きく寄与します。
2.実験の概要
札幌市にあるインタークロス・クリエイティブ・センター(略称:ICC)、NTT Com大手町ビル、川口市SKIPシティの3拠点を1ギガイーサネット・ネットワークで構築し、モーションJPEG2000(*3)およびMEPG2(*4)/40Mbps以上のビットレートでHD映像伝送を行いました。
7月16日のオープニング上映において、『踊る大捜査線 THE MOVIE』シリーズを手掛けた本広克行監督の最新作『サマータイムマシン・ブルース』(*5)を札幌から川口への遠隔上映により世界に先駆けてお届けしました。
(1)「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2005」オープニングセレモニーのHD映像伝送(MPEG-2/40Mbps以上)
(2)ICCからSKIPシティへの『サマータイムマシン・ブルース』(本広克行監督)のストリーミング配信上映(モーションJPEG2000を予定、長編全編配信としては日本初)
3.構成イメージ
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(*1)SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2005
デジタルシネマの普及と新しい才能の発掘をテーマに、7月16日(土)〜24日(日)の9日間にわたり開催されました。 本映画祭はデジタルで撮影された映画(長編、短編)のみを世界から公募し、優れた作品を選び顕彰することを目的としています。
今回は世界25の国と地域より458本の作品がエントリーされ厳正なる予備審査を経て長編・短編ともに各10本、計20本の作品がノミネートされコンペティションとして上映されました。
詳細情報はこちらのWebサイトでご覧頂けます。(別ウィンドウで開きます)
(*2)HD(HDTV:High Definition Television)
高精細テレビの略。地上デジタル放送、衛星放送で用いられている方式です。
(*3)モーションJPEG2000(Motion JPEG-2000)
JPEG2000の拡張仕様の動画記録方式です。高い圧縮効率が特徴のため、デジタルシネマ規格「4Kデジタルシネマ」にも圧縮フォーマットとして採用されています。
(*4)MPEG2(Moving Picture Experts Group phase 2)
映像データ圧縮方式の一つであり、MPEG規格の一部です。通常、再生時には4〜15Mbps程度の速度となります。
(今回は40Mbpsの速度を予定しています。)
(*5)『サマータイムマシン・ブルース』(東芝エンタテインメント配給)
1997年のテレビドラマ『踊る大捜査線』でチーフディレクター、映画版2作で監督を務めた本広克行監督の最新作です。