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2012年1月19日公開

NTTコミュニケーションズ株式会社
代表取締役社長
有馬 彰
クラウド・コンピューティングの浸透により、ネットワークも含めて、より柔軟かつ効率的にICTを構築、運用したいというニーズが高まっています。現状では、データセンター内のサーバーから別のサーバーに、あるいはデータセンターから別のデータセンターへシステムを移行するといった場合、ネットワーク機器の設定などに大きな手間と時間がかかってしまいます。このため、クラウドのメリットを活かしきれていない面があります。
この「手間」と「時間」を解決するのが「ネットワーク仮想化」です。ネットワークの構成や設定をソフトウェアで柔軟に変更することにより、物理的レイヤー上に仮想化されたネットワークを構築することで、簡単にオンデマンドでネットワーク構成を変更したり、システムをスムーズに別のサーバーやデータセンターへ移動することが可能となるのです。
NTTコミュニケーションズでは、サーバーを仮想化するだけでなく、データセンター内のネットワーク、そしてデータセンター間をつなぐネットワークも仮想化することを目指しています。これによりグローバルに点在する複数のデータセンターを、あたかも1つのデータセンターとして、シームレスかつスケーラブルに利用することが可能になります。ネットワーク仮想化を商用化宣言したのは、おそらく世界初の取り組みだと思いますが、これが実現すると、新しいビジネスを展開したい時や大きな災害が発生した時でも、オンデマンドでシステムを拡張・変更したりデータを移行することができるようになります。今年の夏のサービス提供を目指して、現在さまざまな検証を進めていますので、ぜひ期待していただきたいですね。
リーダー戦略考課題解決のヒントを探る!
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ネットワーク仮想化が実現する新たな利便性
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