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2012年1月19日公開

NTTコミュニケーションズ株式会社 代表取締役社長 有馬 彰

NTTコミュニケーションズ
2012年のクラウド戦略

NTTコミュニケーションズ株式会社
代表取締役社長
有馬 彰

国内企業の多くが海外へのビジネス展開を加速させているが、ビジネスのグローバル展開を考える上で欠かせないのがICTの利活用だ。特に現在では柔軟かつスピーディにICT環境を整備することができる「クラウド・コンピューティング」の適用が大きなポイントになっている。
その中でNTTコミュニケーションズでは、サービス拡充の方針として「グローバルクラウドビジョン」を策定した。その意図するところについて、NTTコミュニケーションズ 代表取締役社長である有馬彰に聞いた。

有馬 彰

1949年神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業。NTT東日本取締役経営企画部長などを経たのち、2007年6月にNTTコミュニケーションズ代表取締役副社長。2010年6月に代表取締役社長に就任。

グローバル化するビジネスをICTの側面から支援

――NTTコミュニケーションズが発表した「グローバルクラウドビジョン」の内容を教えてください。

「グローバルクラウドビジョン」はNTTコミュニケーションズが新たなサービスの中核として、通信事業者ならではのクラウドサービスをグローバルシームレスに展開するという内容です。

このビジョンを策定するにあたり、私たちは2つのポイントを強く意識しました。1つは日本企業の海外進出の加速です。日本の国内マーケットが成熟したという根本的な要因に加え、とどまることを知らない円高の影響、あるいは東日本大震災後の電力不足などの要素も加わり、多くの国内企業が海外へのビジネス展開を加速させています。中国やインドなど、アジアの成長率の高い市場を自社の戦略に取り込んで売り上げの拡大を図ると同時に、生産性向上などの効率化を進めてコスト削減を図る。多くの企業がこの両面での取り組みを強化しています。

2つ目のポイントは「クラウド・コンピューティング」への対応です。ICTの効率化やコスト削減、スピード経営の実現などにおいて、クラウド・コンピューティングは極めて有効です。また東日本大震災以降、BCP(Business ContinuityPlan:事業継続計画)の観点からも、クラウド・コンピューティングの優位性が理解され始めていると感じています。ICT資産を“保有するのではなく、必要に応じて利用する”という形態も、経営者にとって魅力的といえます。

このクラウド・コンピューティングを軸に、グローバル化が進むお客さまのビジネスをICTの側面から支援するためのサービスを創出することを目指したのが「グローバルクラウドビジョン」です。今後は、グローバル化の推進とサービスのラインナップ拡充という2つの軸で、さまざまな施策を展開していきます。

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