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- 生気象学
- 人間を含むあらゆる生命体と気象・気候との関係を研究する学問。大気の物理的、化学的環境条件が人間・動物・植物にどのような影響を及ぼすかを研究する。欧米では生命体の中でも植物や動物などを中心とした、植物生気象学や動物生気象学が中心。日本では人間の人体生気象学や室内気象に関する建築系が多く、最近では地球温暖化が人体に及ぼす影響などの研究も盛んである。
- 健康社会学
- 人々の健康を脅かす現実を、生活の場である社会(地域社会、職場、学校、家族)との関係で解明していく学問。健康促進に関する医療や保健、さらには社会の背景となる政治や法律、歴史、哲学などの研究も不可欠とされる。社会学と健康科学にまたがる分野に位置付けられ、総合的な見方が必要な学問とされている。
- アーロン・アントノフスキー
- 1923年生まれ、1995年没のユダヤ系アメリカ人。医療社会学者。健康生成論で有名。かつて、アントノフスキーが第二次世界大戦時のナチス強制収容所から帰還した女性のデータを分析する中で、過酷な状況におかれていた女性のうち、約3割が良好な健康状態だった点に注目。この3割の女性は特有の感覚を持っていることを見つけ、この感覚が健康を生成する要因のひとつと考えた。「なぜ人は病気にかかるのか」から、「なぜ人は健康でいられるのか」に視点の転換を図った学者といえる。
- 健康生成論
- 疾病生成論に対する概念。慢性疾患が中心となってきた現代では、ある疾病に対する特定の原因・特定の対策の発見が困難になってきている。さらに、疾病をもたらすさまざまな原因に囲まれていても、健康を維持している人々が存在することに着目。疾病生成論では説明できない現象を、“健康をもたらす要因”から解き明かす考え方。
- 疾病生成論
- ある原因(病原菌や心理社会的ストレス)によって疾病が生成されるとする論。「何が人を疾病に追いやったのか」「いかに患者から疾病原因を取り除くか」「いかに健康者を疾病原因から遠ざけるか」など、近代西洋医学の根幹を成す考え方。
- 汎抵抗資源
- 健康生成の営みの主要な構成要素のひとつ。アントノフスキーは、その具体例として、資金、強い構造、クリアな自我、柔軟性のあるコーピングスタイル(対処行動)、社会的支援を挙げている。これらを、ストレスに抵抗する効果的な資源とし、健康生成に不可欠なものとしている。
- リアリティ・ショック
- 現実が理想とかけ離れていることに衝撃を受けること。例えば、学校で学んだことが、実際の現場ではストレートに役に立たず、途方にくれるようなことを指す。これは、中途入社などで新しい職場に配属されたときに、前の職場で学んだことと大きく異なった場合も同様。自分のポジションを見つけるまでは不安な気持ちに陥る。理想と現実の違いを消化しきれないと、離職したり喪失感を持った人材が発生するとされる。
- キャリア・ストレス
- さまざまなストレスがある中で、企業や組織で働く人たちが陥りやすい職務に関わりを持つストレスを「キャリア・ストレス」と呼ぶ。その要因もさまざまだが、企業や組織で日常的に存在する労働環境や差別、リストラ、過剰労働、過剰なキャリア開発からくる圧力などが考えられる。
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