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革新のプロジェクト未来のデファクトスタンダードを目指すWebRTCプラットフォーム「SkyWay」開発プロジェクト

集合写真

BEFORE

WebRTCの普及に向けて技術やコストの壁が立ちはだかっている

BEFORE

WebRTCの普及に向けて技術やコストの壁が立ちはだかっている

革新的なWebRTCのプラットフォームを生み出し
世界中にイノベーションを起こす

AFTER

AFTER

革新的なWebRTCのプラットフォームを生み出し世界中にイノベーションを起こす

WebRTCでNTT Comの強みを
活かす

岩瀬義昌
岩瀬義昌
Yoshimasa Iwase
クラウドサービス部
ホスティングサービス部門
学際情報学専攻 修了
2009年入社

長らく定まっていなかった仕様が統一に向かい、Appleが2017年にiOS/macOS版Safariで正式サポートすることにより、大きく裾野が広がり始めているWebRTC。WebRTC (Web Real-time Communication) はWebブラウザーベースのビデオ・音声通話、データー通信を実現するリアルタイムコミュニケーションの標準技術であり、NTT Comではエンジニア向けのWebRTCプラットフォームとして「SkyWay」を提供している。「SkyWay」を利用すれば、短いコードを書くだけでアプリケーションやブラウザーにビデオ通話機能やP2P通信機能を組み込むことが可能となる。

今までは無料トライアル版のみ提供していたが、ユーザーが6500人を超え、2017年に公式サービスになった。時系列を辿ると、まだ日本でWebRTCがほとんど知られていなかった2012年、NTT ComのWebアプリケーション・エバンジェリストである小松がWebRTCの技術に注目。WebRTCはブラウザーで動作する技術でありながら通信とも密接に絡んでいるため、NTT Comが持つネットワーク事業者としての強みを発揮しながら、アプリケーションの上位レイヤーにおけるプレゼンスも高めることができる。そこで、ノウハウがほとんど存在しない段階からWebRTCの研究開発が始まった。

前例のない黎明期の技術を
読み解く難しさ

飯田アレン真人
飯田アレン真人
Alan Masato Iida
技術開発部
情報科学部 卒業
2012年入社

SkyWayのプロジェクトチームは2013年に組成。SkyWayのプロダクトマネージャーの水嶋、SkyWayを開発者に使ってもらうための「DevRel (Developer Relations)」に取り組む仲、ソフトウェアエンジニアとして内製開発を進める飯田の3名が中心のチームだった。
当時は最小限のサーバーだけを提供し、開発に必要なAPIキーの発行・通知も自動化されておらず、Excelのマクロを書いて手作業で行っていたという。2014年、そこに岩瀬がTech Leadとして参加したことで開発は急加速。ダッシュボードが用意され、インフラ周りの自動化を進めていき、「急速にシステムらしくなっていった」と仲は振り返る。
当時、WebRTCに関する情報は世の中にほとんど存在しなかったため、岩瀬らはChromiumのソースコードの調査や、IETF/W3Cで規定される仕様を手探りで探求しつつ開発を進めていくことになった。「WebRTCはとても難しい世界です。その仕様を読み解いていくのは、今までの音声や映像などの技術の歴史を解きほぐしていくことに似ており、技術者として難しくも非常に面白みを感じる仕事でもありました」(岩瀬)
「当初苦労していたのは、仕様が頻繁に変わってしまうこと。仕様と実装が変わってしまい、突然動かなくなってしまうこともありました。そのため、できる限り仕様の変化をライブラリで吸収しなければいけませんでした」(飯田)

「自分たちがやるべき」という
使命感を持って

水嶋彬貴
水嶋彬貴
Yoshiki Mizushima
技術開発部
情報科学専攻 修了
2010年入社

仕様の急な変更に加え、WebRTCはクライアントの環境に依存するという点でも難しさがあった。「SkyWayが動かない」という問い合わせがあった場合、SkyWayだけではなく、クライアント側の動作環境も考慮に入れて問題を切り分けていかなければならない。自動化によっていち早く問題を察知するため、自動化のテストを数多く実施した。また、日本でWebRTCに取り組む社外のエンジニアたちとも初期から連携して、業界全体のノウハウの蓄積にも貢献した。
また、コスト面においてはNTT Comが通信事業者であることの優位性が存分に発揮された。P2Pで通信する際にはTURNサーバーを設置する必要があるが、大量のトラフィックを処理する必要があるため、通常は莫大なコストがかかる。しかし、NTT Comは自身が通信事業者であることから、そのキャッシュアウトを最低限に抑えることができる。こうした中でサービスを存続できるのはNTT Comだからこそともいえる。さらに、水嶋によればコスト以外の面においても、NTT Comの優位性が発揮された部分は多いのだという。
「WebRTCでは低レイヤーの回線部分からメディアのコーデック、アプリケーションまで、幅広いレイヤーの知識が求められますが、キャッチアップできる会社はきわめて少なく、NTT Comの強みがいかんなく発揮されたといえるでしょう。その点でも、幅広くサービスを提供し、その分多くのレイヤーのエンジニアを有する私たちがやるべきミッションだという意識はありました」(水嶋)
「DevRel活動として、ハッカソンや勉強会の開催などを行ってきました。特にWebRTCの普及を目的として、2014年から約2ヵ月に1回のペースで続けている開発者向けのWebRTC Meetupでは、回を重ねる度に新たな参加者が増え、WebRTCが広まっている実感を得られました。」(仲)

SkyWay商用化の先にある景色

仲裕介
仲裕介
Yusuke Naka
クラウドサービス部
ホスティングサービス部門
知能情報工学部 卒業
2007年入社

2017年、SkyWayの商用サービス化は、メンバーたちの念願だった。技術力を高めて、世の中に広く貢献したいという軸は変わらないが、同時に事業としても成功させたいという強い思いがあった。有償にすることで、よりチームを大きくし、機能の追加やサーバーの増強も可能になる。何よりも、長く使われるものにするためには、商用化することが不可欠であると考えていた。まさに、社会に対して、よりよいサービスを提供したいという思いからの商用化だった。また、商用サービス化した後も、SkyWayによるイノベーションをさらに活性化するとともに、開発者コミュニティを支援したいという想いで、無料トライアル版は提供を続けている。
商用化の背景にはユースケースの増加も大きい。SkyWayを利用したイノベーションは、既にいくつも生まれている。WebRTCはWeb会のための技術という認識が大きいが、オンライン英会話やオンライン遠隔診療など多種多様なサービスへの適用が可能である。また、音声や映像以外のデータも通信でき、遅延も少ないので、IoTやロボットの分野での活用も始まっている。
「WebRTCはこんなものかと思ってもらいたくない。プラットフォームを提供する立場として、WebRTCでできる範囲のことはすべてやりたい」(仲)
SkyWayがリアルタイム通信のプラットフォームのデファクトスタンダードになり、世の中のイノベーションに貢献していく。NTT Comは、技術を通じて社会へ貢献していこうと挑戦を続けている。

NTT Comで活躍できる人材は?

技術が好きな人、プログラミングを楽しめる人は当然ですが、 未知のプロジェクトを進めるうえでは、必ず困難な課題にぶつかります。どんなときでも、解決自体を楽しめるマインドが必要です。また、何よりもお客さまのニーズを理解し、お客さまに貢献することで喜びを得られる人がNTT Comで活躍できます。

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