平成13年12月3日


次世代ブロードバンドアクセスサービスの提供について
〜世界に先駆けた、プラグ・アンド・プレイ機能などを備えた個人・SOHO向けIPv6アクセスサービス〜



 NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、平成14年度第1四半期を目途に、プラグ・アンド・プレイ、セキュリティ、QoSなどのIPv6の本質的なメリットを活かしつつIPv4も同時に使える、全く新しい次世代ブロードバンドアクセスサービスを、株式会社アッカ・ネットワークス(以下ACCA、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:坂田好男)と共同で、世界に先駆け提供開始する予定です。
 また、NTT Comは日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:西垣浩司)と共同で、本サービスの提供に向けIPv6のプラグ・アンド・プレイなどの方式モデルについて検討を進めてきました。今後は、より便利で安価な次世代インターネットの普及・促進を図るため、本方式モデルを広く公開し、国内外の各種コミュニティと連携しながら世界共通の方式モデルとしてコンセンサスを形成していきたいと考えています。


1. サービス概要

 インターネット環境(IPv4)はそのままに豊富なIPv6アドレス利用のメリットが得られるサービスとして、既にIPv6 over IPv4トンネリング技術を用いた「OCN IPv6トンネル接続サービス」を提供しており ます。
 さらに、平成14年度第1四半期を目途に、豊富なIPv6アドレス利用に加え、プラグ・アンド・プレイ、セキュリティ、QoSなどのIPv6の本質的なメリットも備えた全く新しい次世代ブロードバンドアクセスサー ビスを提供開始する予定です。本サービスを導入することで、個人・SOHO・大規模企業の営業拠点などにおいて複雑な設定をすることなく、ルータや情報家電などを簡単にインターネットに接続することができるほか、基本的なセキュリティや通信品質を容易に確保することなどが可能な理想的な次世代ネットワークを構築できます。
 本サービスの主な特徴は以下のとおりです。

※IPv6パケットをIPv4パケットでカプセル化し、既存のIPv4ネットワーク内を通過させることで、IPv6インターネットへのコネクティビティを実現する技術。IPv4からIPv6への移行技術として標準化されている。

 (1)  通信プロトコル
 同一ネットワーク上にIPv6とIPv4両方のプロトコルを同時に混在させたIPv6/IPv4デュアルサービスです。IPv6またはIPv4のみのネイティブ通信も可能です。

 (2)  プラグ・アンド・プレイ機能
 インターネットに接続するために必要な設定をネットワーク側から自動的に行う機能です。これにより複雑な設定をすることなく、IPv6/IPv4常時接続インターネット環境をご利用いただくことができます。

 (3)  セキュリティ機能
 不正な通信パケットのブロックや、特定の相手とのVPN構築に必要な仕組みをネットワーク側で提供する機能です。これにより、特別なソフトウェアの導入や複雑な設定などを行うことなく、より安全なIPv6/IPv4常時接続インターネット環境をご利用いただけます。
 サービス提供開始後、順次提供していく予定です。

 (4)  QoS機能(Quality of Service)
 通信の目的に応じて適切な通信帯域を確保することにより、それぞれの通信に合った品質を確保する機能です。これにより、映像の送受信や音声通信などをより安定した品質でご利用いただけます。
 サービス提供開始後、順次提供していく予定です。

 (5)  対応アクセス回線
 サービス提供開始当初はACCAのADSL回線に対応しますが、他アクセス事業者のADSL回線やFTTH、無線アクセスなどについても順次対応していく予定です。


2.今後のサービス展開
 NTT Comでは、今後もグローバルな次世代インターネットの更なる普及・促進に向け、ユーザ層毎のIPv4からIPv6への移行ニーズに適応したサービスを順次提供していく予定です。(サービス展開については別紙のとおり) 
 本サービスは、パソコンやルータなどのIPv6化が比較的早く、より便利で簡単なインターネット接続のニーズが高い、個人、SOHO層に最適なサービスとして提供します。
 なお、本サービスはIPv6通信のみのご利用も可能としていることから、将来のIPv6ネイティブ環境にも対応できます。


3.その他

 平成14年1月中旬に、NTT Com IPv6ホームページ(http://www.v6.ntt.net)にてユーザ網インタフェース仕様の詳細についてご案内する予定です。



<本件に関するお問い合わせ先>